眠りのながさ
そんなわけで、寝床の羽毛 布団 販売ですごす時聞がながい人とみじかい人とがいることは事実である。
では、眠りのながさになにか、とくべつな意味があるだろうか。
睡眠量と死亡率との関係がはっきりしめされている。
これは、アメリカの研究者グループが、6年にわたる追跡調査の結果、あきらかにしたものだ。
死亡率は7~8時間眠る人でもっとも低くなる。
短眠者も長眠者も、死亡率がたかくなる傾向がみられる。
因果関係はわからないにせよ、これはたいへん示唆にとむデータということができよう。
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死亡率は7~8時間眠る人でもっとも低くなる。
短眠者も長眠者も、死亡率がたかくなる傾向がみられる。
因果関係はわからないにせよ、これはたいへん示唆にとむデータということができよう。
それなら、ふかいノンレム睡眠だけを確保して、あとは活動期にまわせるではないか、という発想にも発展しそうである。
しかし、専門家の意見はさまざまだ。
すこしぐらいなら眠りをけずっても大丈夫だ、とはいえる。
しかし、レム睡眠を大幅に減らすと、あとで身体はかならず埋めあわせを要求してくる。
これを、「はねかえり現象」という。
この事実を重視する研究者は、レム睡眠のほうこそ、なくてはならない重要な眠りなのだ、と主張する。
短眠者は、ふかいノンレム睡眠以外はなんでも、ふつうの人より短縮している。
ひきかえ、長眠者はふかいノンレム睡眠以外はなんでも、ふつうの人より延長している。
いいかえれば、いくら羽毛 フトンでながく寝ても、質のよい眠りは一定以上には期待できないわけだ。
でも、なかには毎日規則的に羽毛 ふとんで9時間以上あるいは6時間以下「寝る」(「眠る」ではない)という人がいる。
以下それぞれ、「長眠者」と「短眠者」とよぶのは、この範囲で寝る人のことである。
とはいえ、じっさいには、眠っている時間に両者でそんなに差があるものではなさそうだ。
すくなくともふかい眠りの量は同じだ、という報告が多い。
ながく眠ろうと、みじかく眠ろうとアメリカの精神医学者アーネスト・ハルトマン(『眠りの科学』 紀伊国屋井店 1976年)は、長眠者と短眠者の睡眠内容を比較している。
すぐわかることは、ながく眠ろうが、みじかく眠ろうが、ふかいノンレム睡眠(段階3+4)の総量は同じということだ。
この眠りは、いわゆる熟睡に相当するもので、睡眠期のはじめに出現することは、すでにのべた。
となると、寝入りばなのふかいノンレム睡眠こそ絶対に必要なものだ、と考えられそうだ。
海や山で遭難し、運よく生還した人の体験談がしばしば報道される。
たいていの人は、何日も眠りをこらえてがんばった、と語っている。
死と直面するような緊急のとき、睡魔を追いはらうぐらいの気力はでるものだ。
非常時ではなくても、睡眠時間はのびちぢみする。
東京慈恵会医科大学の佐々木三男らによると、日本の都会のサラリーマンは、週日にはしごとやつきあいで寝不足がちなので、週末に朝寝坊や昼寝で埋めあわせをしている、という。
総理府やNHKの調査によれば、日本人の平均睡眠時間は年ごとにみじかくなる傾向がある、という。
このように、わたしたちの睡眠時間は可変だが、平均すると、ほとんどの成人は1日に7~8時間を寝床の羽毛 布団ですごしている。
これが、「ふつうの人」である。
世の中には、なみはずれた短眠者がいるものだ。
イギリスの心埋学者レイ・メディスは、眠らなくてもよい人をみずからさがすことにした。
自分で一睡もしない、と主張している人でも脳波でしらべると、けっこう眠っているものだから、大学の研究室にとまりこみで一週間滞在してもらい、24時間監視つきで検査したのである。
それによると、一夜の平均睡眠時間が約1時間で、それでいて健康に活発に、社会に貢献しながら生活している人たちが、たしかに実在するらしい。
このような極端なばあいはともかく、眠りの長短になにか意味があるだろうか。
だれでも必要ならば、かなり睡眠を犠牲にして起きつづけることができるし、ひまのあるときはたっぷり眠る。
入学試験をひかえた受験生は、合格すれば高級 羽毛 布団でゆっくり寝られることを夢見つつ、睡眠時間をきりつめて勉強する。
ところで世の中にはあまり眠らなくても元気な人もいるし、一日9時間以上布団 羽毛で眠らないと調子のでない人もいる。
フランス皇帝ナポレオン一世の短眠は、あまりにも有名だ。
かれは、真夜中と明けがたにそれぞれ2時間ずつ寝るだけだったという。
だが一説には、かれは居眠りの常習者で、馬上や会議中しょっちゅう眠っていたともいうから、短眠者代表の資格があるかどうか。
いっぽう、物理学者アルバート・アインシュタインは有名な長眠者で、あの相対性理論もベッドの中で思いついたものだという。
しかし、眠っているあいだに理論が完成してしまうわけはない。
一目10時間も寝室にいたとはいえ、そこでもちゃんと頭をはたらかしているときがあった、というほうがただしいのであろう。
体温は睡眠期と覚醒期のはじまるまえに上下して、状態のきりかえにそなえている。
したがって、体温の下降期と入眠期とを同調させるのは、羽毛 布団 通販でよい眠りをえるための必要条件となる。
自分の体内リズムに、活動と休息のリズムをあわせることがたいせつなのだ、といえよう。
しかし、朝型、宵型のリズムは固定されたものではない。
多少の努力をすれば、シフトさせることができる。
宵型の勉強をしていた受験生は、入学試験の数週まえから朝型のパターンにかえている。
海外で試合をするスポーツ選手も、現地の時間にあわせた練習をしている。
今日は睡眠時随伴症について。
レム睡眠中には筋肉は弛緩し、いわゆる金縛り状態にあるため、夢の中の行動が体動となって現れることはありません。
レム睡眠行動障害(REMsleep Behavior Disorder:RBD)はこの金縛りを起こす機構が働かないために起こるのです。
レム睡眠になるたびに粗大な四肢や体幹の運動、複雑な行動が出現し、激しい寝言を伴うことが多いのです。
次に、他の疾患に伴う睡眠障害について。
まずは精神障害に基づく睡眠障害。
うつ病、躁病、精神分裂病などは重度の睡眠障害を引き起こします。
高齢者では、ほかの世代と比較してうつ病・アルコール依存症の有病率が高いのです。
また、高齢者では精神障害による睡眠障害が出現しやすく、慢性化しやすいのです。
こうした場合には羽毛 ふとんにするなど寝具をかえてみることもひとつの方法です。
睡眠時無呼吸症候群は・・・
睡眠中の筋弛緩によって起こる気道の狭窄などにより呼吸が停止し、夜間何度も覚醒するため十分な睡眠が得られず、夜間の不眠、日中の過眠が出現します。
65歳以上の高齢者の25%にみられるが、無症候性のものも多いのです。
そして周期性四肢運動障害(Periodic Limb Movement Disorder=PLMD)。
主として下肢の不随意運動が睡眠中に周期的かつ常同的に出現し、睡眠が障害されます。
原因は不明です。
健常高齢者の34.5~57%にPLMがみられますが、約半数は自覚症状がないのです。
そしてむずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群、Restless Legs Syndrome:RLS)。
夕方の安静時、夜間布団 羽毛での就床時に下肢に限局した「痛がゆい感じ」「虫がはうような感じ」といった異常感覚が出現し睡眠が障害されます。
PLMが出現することが多いのです。
四肢を動かすことで完全に、あるいは部分的に症状は消失します。
中年期以降の発症が多いのです。
高齢者では睡眠障害の頻度が高いことが知られています。
日本の一般成人を対象とした調査では不眠の訴えは20~60歳の約19%でみられたのに対し、60歳以上では約30%でみられました。
不眠の型ごとにみると、羽毛 布団で寝付けないという訴え(入眠障害)は年齢による差はなかったのですが・・・
夜中に目が覚める中途覚醒、朝早く目が覚めてしまう早朝覚醒が60歳以上で増加し、高齢者では若年・中年者と比べて中途覚醒・早朝覚醒といった睡眠の持続の障害が特徴的です。
高齢者においては加齢変化により睡眠が浅くなり、分断されやすくなっています。
これに加えて、夜間の頻尿・疹痛など加齢による身体の変化も高齢者の中途覚醒の誘因となります。
次に、臨床の現場でよくみられる高齢者の睡眠障害について簡単にまとめました。
まずは神経症性不眠。
必要以上に健康が強調されていることもあり、何かのきっかけで数日不眠が続くと一種の不眠恐怖症に陥り、かえって不眠が増強し慢性化してしまうことがあります。
・・・こうした状態が神経症性不眠です。