熱冷ましとしての睡眠
アラン・レヒトシャッフェン教授が率いるシカゴ大学グループは、コンピューターで制御した巧妙な装置を使って、こんな実験を行いました。
ラットの眠りを全部(全断眠)、深いノンレム睡眠のみ、あるいはレム睡眠のみを奪うというものです。
こんな処理を受けても、ラットは猛烈な食欲を示し、さかんに餌を食べたのですが、体重は20パーセントほどへり、全身的に衰弱してしまいました。
けっきょく、平均すると、全断眠では約3週間まで、深いノンレム断眠では約6週間まで、レム断眠では約5週間までしか、ラットは生き延びることができませんでした。
不眠は死を導く、睡眠は生存に必須である、という古くからの俗説が証明されたことになります。
しかし、3週間以上も徹底して断眠するのでなければ、ラットでさえ死にはしない、ともいえるわけです。
ここで問題なのは羽毛 布団 販売ではなく食欲の増進です。
エネルギー消費はふつうの場合に比べて、全断眠では2.5倍に、またレム断眠では3.2倍にはねあがっていました。
エネルギー消費がふえながら、体重がへったのですから、断眠状態では物質代謝がいちじるしく高まり、さかんな熱発生がおこったことになります。