眠らなくてもいい人たち
世の中には、なみはずれた短眠者がいるものだ。
イギリスの心埋学者レイ・メディスは、眠らなくてもよい人をみずからさがすことにした。
自分で一睡もしない、と主張している人でも脳波でしらべると、けっこう眠っているものだから、大学の研究室にとまりこみで一週間滞在してもらい、24時間監視つきで検査したのである。
それによると、一夜の平均睡眠時間が約1時間で、それでいて健康に活発に、社会に貢献しながら生活している人たちが、たしかに実在するらしい。
このような極端なばあいはともかく、眠りの長短になにか意味があるだろうか。
だれでも必要ならば、かなり睡眠を犠牲にして起きつづけることができるし、ひまのあるときはたっぷり眠る。
入学試験をひかえた受験生は、合格すれば高級 羽毛 布団でゆっくり寝られることを夢見つつ、睡眠時間をきりつめて勉強する。