睡眠時間は短くても大丈夫?
でも、なかには毎日規則的に羽毛 ふとんで9時間以上あるいは6時間以下「寝る」(「眠る」ではない)という人がいる。
以下それぞれ、「長眠者」と「短眠者」とよぶのは、この範囲で寝る人のことである。
とはいえ、じっさいには、眠っている時間に両者でそんなに差があるものではなさそうだ。
すくなくともふかい眠りの量は同じだ、という報告が多い。
ながく眠ろうと、みじかく眠ろうとアメリカの精神医学者アーネスト・ハルトマン(『眠りの科学』 紀伊国屋井店 1976年)は、長眠者と短眠者の睡眠内容を比較している。
すぐわかることは、ながく眠ろうが、みじかく眠ろうが、ふかいノンレム睡眠(段階3+4)の総量は同じということだ。
この眠りは、いわゆる熟睡に相当するもので、睡眠期のはじめに出現することは、すでにのべた。
となると、寝入りばなのふかいノンレム睡眠こそ絶対に必要なものだ、と考えられそうだ。